本記事では〈疑問詞+to+動詞の原形〉の文を紹介します。この〈to+動詞の原形〉の部分は不定詞ですね。
疑問詞の部分は、what, which, when, where, howが来ます。全部お馴染みの疑問詞ですね。注意したいのは、疑問詞ならどれでも持って来られるわけではない点。why to 〜という言い方はあまりしません!
〈what to do〉の文
〈what to do〉で、よく「〜すべき」と訳します。
I don't know what to do.何をすべきか分からない。
Do you know what to do in case of an earthquake?
地震の際にどうすべきか分かりますか?
どちらの例文もwhat to doの部分はknowの目的語になっています。
in case of 〜は「もし〜の場合には」「もし〜したら」という意味。「〜」には、問題や困難、例えば災害などが来ます。
〈which to do〉の文
〈which to do〉で「どちらを〜すべき」となります。
I can't decide which to buy.どちらを買うべきか決められない。
which to buyの他にも、which to choose(どちらを選ぶべき)などが頻出の言い回しです。
〈when to do〉の文
〈when to do〉で「いつ〜すべき」という意味になります。
They discussed when to hold the meeting.
彼らはいつ会議を開くべきか話し合った。
when以下がdiscussの目的語になっています。discussは他動詞なので、あとにaboutなど前置詞は入りません。
〈where to do〉の文
〈where to do〉は「どこで〜すべき」。
He didn't know where to look.彼はどこを見るべきか分からなかった。
意訳すると「彼は目のやり場に困った」になります。
Could you tell me where to get the ticket?
どこでチケットを入手すべきか教えていただけませんか?
Where to live is important.
どこに住むかが重要だ。
〈Where to live〉が主語になっているパターンです。主語(Where to live)、動詞(is)、補語(important)の第二文型の文ですね。
〈how to do〉の文
〈how to do〉で「〜の仕方」という意味。
I don't know how to install this software.このソフトウェアのインストールの仕方が分からない。
I want to learn how to use the machine.
この機械の使い方を習いたい。
I'll show you how to create a homepage.
ホームページの作り方をお教えします。
このshowを「お教え〜」と訳しました。「教える」にあたるteach, tell, showの違いはこちらのページで掘り下げています。
マトメ
以上、〈疑問詞+to+動詞の原形〉のパターンを紹介しました。
- 〈what to do〉〜すべき
- 〈which to do〉どちらを〜すべき
- 〈when to do〉いつ〜すべき
- 〈where to do〉どこで〜すべき
- 〈how to do〉〜の仕方
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ライティング:つばめパブリッシング