ビーバー(beaver)=忙しい!
「忙しいね」 と声をかけるとき、You're busy!でもいいですか、もっとこなれたイディオムがあるのをご存知ですか。
You're busy as a beaver!
よく働くね!
これが、四六時中働いている人や、家事や育児につきっきりの人に対して「忙しいね〜」と声かけるのにぴったりのイディオムです。
もちろん「自分が忙しい」と言いたいときは、I'm busy as a beaver.としてもOKです。
日本人の感覚だとビーバーといってもあまり馴染みがないですが、アメリカ人校閲者のブルックさんに聞くと、北アメリカでは親しまれている動物だそう。
確かに、考えてみれば、カナダの国獣はビーバーで、5セント硬貨には愛らしいビーバーがデザインされています。
ビーバーは歯で木々を切断して川にダムを作るとか。さらにそのダムには水中にドアがついており、素早く開け閉めでき、魚を捕りやすい作りになっているそう!.
..というのは、ブルックさんからの情報ですが、彼女の文章にはビーバー愛が溢れているので、そのままの文章を掲載しましょう。英語の勉強にもなるので是非読んでみてください。
Beavers are native to North America and familiar to most Americans. We learn about beavers in science class in elementary school. Beavers cut down trees with their teeth and build dams! They make lodges with underwater doors, so they can exit quickly and catch fish. Isn’t that amazing!?! Besides “busy as a beaver,” “eager beaver” is another common idiom.
BEAVERS ARE GREAT ANIMALS!!!!
いかがでしょうか。「ビーバーはすばらしい動物だ!!」にビーバー愛がギュッとつまっております。
eager beaver
仕事の虫。頑張り屋。
このイディオムも英語圏ならではですね。
蜂(bee)も忙しい!
You're busy as a bee!
よく働くね!
You're busy as a beaver.のbeaverをbeeに変えても同じ意味になります。蜂というと、蜜を吸って巣に持ち帰って... 花の受粉を手伝って... 日本人の感覚としても「忙しい」イメージは確かにありますね。
ちなみにYou're busy as a bee.のルーツは、14世紀カンタベリー物語まで遡るそう。
他の動物を使った表現
最後に、動物が登場する表現を他にも紹介しましょう。
You're brave as a lion.
ライオンのように勇ましい。
You're gentle as a lamb.
羊のように穏やかだ。
これらも日本語の会話だと、そこまでたとえに挙がることのない動物なので面白いですね。
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